バケーションレンタルの日
6月15日は「生姜の日」。今回は「生姜の日」の意味や日付の由来を解説します。
また、「生姜の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に活かしている広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、生姜関連の商品を扱っている方などは、ぜひ参考にしてみてください。
「生姜の日」の意味・由来とは？
6月15日は「生姜の日」です。飲食料品の製造・販売のほか、しょうがの研究・商品開発を行う株式会社永谷園によって、2009年5月に制定されました。
日付は、毎年6月15日に実施される「はじかみ大祭」が由来です。生姜の古名である「はじかみ」にちなんで、石川県金沢市の波自加弥（はじかみ）神社では、生姜を祭る催事が行われています。
生姜は体に良いとされ、古くから生活に取り入れられている食材のひとつ。奈良時代には、神様へのお供え物として献じられていました。
現代でも生姜を取り入れた食品・飲料は多数販売されているため、「生姜の日」に合わせてプレスリリースを発表したり、生姜に関する情報を発信したり、さまざまな広報PR活動に活かせるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「生姜の日」をきっかけに広報PR活動する効果
「生姜の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、生姜の日に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「生姜の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「生姜の日」を元に発信をする流れ
「生姜の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1．「生姜の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2．コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3．自社サービスやプロダクトと「生姜の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4．発信するコンテンツを作成する
STEP5．媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「生姜の日」を広報PRに活かした事例
「生姜の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「生姜の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「生姜の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
事例1．「生姜の日」をきっかけに、夏に備えるおすすめフードを紹介
menu株式会社は、同社が運営するデリバリー&テイクアウトアプリ「menu（メニュー）」にて、「生姜の日」にちなんだニュースリリースを発表しました。熱中対策として生姜を取り入れ、体温コントロール機能の正常化を促す取り組みです。
ニュースリリースでは、夏に向けて体を整える「暑熱順化」に関する情報に加え、menuで注文可能なおすすめの生姜料理をピックアップ。夏目前ともいえる「生姜の日」と、同社が提供するフードサービスをうまく組み合わせた広報事例といえるでしょう。
参考：3年ぶりの外出が楽しめる夏は暑さに不慣れな体を熱中症から守る「生姜」で食事から体を整える暑熱順化のすすめ
事例2．しょうがに関するWeb調査を実施
インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社、マイボイスコム株式会社はしょうがに関するWeb調査を実施。調査リリースを配信しました。
調査の内容は、生姜の嗜好度や使用方法のほか、生のものやチューブタイプなどの利用する形状について。調査リリースでは、結果ひと目でわかるようグラフで掲載しています。回答者のコメントには性別や年齢も記載されているため、どんな人が答えているかも把握できてGOOD。
参考：【しょうがに関する調査】しょうがが好きな人は8割弱。利用するしょうがの形状は「生のもの」「チューブ入り」がしょうが利用者の各7割強。「チューブ入り」は増加傾向
事例3．生姜風味を効かせた「ジンジャーエールの素」を2商品展開
株式会社三越伊勢丹ホールディングスのグループ会社である株式会社エムアイフードスタイルは、「国産生姜 ジンジャーエールの素」のプレスリリースを発表しました。クイーンズ伊勢丹のオリジナルレシピで作られた、生姜風味を効かせた新商品です。
生姜汁・生姜シロップの2種類を展開し、生姜シロップは子どもでも飲みやすいよう工夫されているのが特徴。プレスリリースでは、ジンジャーエールとしての飲み方だけでなく、アレンジドリンクや調理への活用に触れている点がGOODポイントです。
参考：クイーンズ伊勢丹、夏のバーベキューにも相性抜群の“クラフトジンジャーエール”すっきりとした飲みごたえと生姜のさわやかな香りが楽しめる！「国産生姜 ジンジャーエールの素」
「生姜の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
6月15日の「生姜の日」は、生姜やジンジャーエールといった関連商品に注目が集まりやすい日です。飲食業界の方はもちろん、夏の暑さ対策や熱中症予防といった情報発信に携わっている方にとっては特に、「生姜の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「生姜の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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