
穴子の日
7月4日は「シーザーサラダの日」。今回は「シーザーサラダの日」の意味や由来を解説します。
また、「シーザーサラダの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、飲食店を運営する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
7月4日は「シーザーサラダの日」です。マヨネーズソースやドレッシングなどを製造販売するキユーピー株式会社によって制定されました。
日付は、1924年のこの日にメキシコのホテル「シーザーズプレイス」で、ロメインレタスをメインにパルメザンチーズやクルトンなどの材料をかき集めて即興で作られたサラダがシーザーサラダの起源とされる一説にちなんでいます。
食べやすい味付けで人気のあるシーザーサラダを切り口に、野菜の魅力について伝える良いきっかけとなるでしょう。
「シーザーサラダの日」は、一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されています。
「シーザーサラダの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「シーザーサラダの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「シーザーサラダの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「シーザーサラダの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「シーザーサラダの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「シーザーサラダの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「シーザーサラダの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「シーザーサラダの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「シーザーサラダの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
キユーピー株式会社は、「あなたとつくる、野菜のある食卓。」をコンセプトに、野菜料理を楽しむための商品と情報を届けるD2Cの新サービス『Qummy®』を立ち上げることを発表。シーザーサラダをはじめとしたサラダセットなどを販売します。
プレスリリースでは、自社の歴史や創始者の想いから近年の社会動向までを開発背景として記載。長い歴史を持つ同社が当時から企業理念を貫いていることや、同時に新しい取り組みを積極的に行おうとする企業姿勢が伝わります。
参考:「一人ひとりの食のパートナー」をめざして バラエティ豊かな野菜料理を楽しむためのD2Cの新サービス『Qummy®(キユーミー)』誕生
サラダボウル専門店「WithGreen」を運営する株式会社WithGreenは、17店目となる新店舗『WithGreen 東急プラザ銀座店』をオープンしました。
プレスリリースでは、サラダを添え物ではなくメインとして楽しんでほしいという同社の理念について記載するとともに、「銀座・有楽町エリアで3店舗目」ということを強調。「このエリアで“よく見かけるサラダ屋”に、また一歩近づきました。」と、単なる新店オープンではなくビジョンの実現に近づく取り組みであることを伝えています。
参考:サラダが主食に? 銀座・有楽町エリアに3店舗目!サラダボウル専門店
株式会社Terrainは、東京・日本橋の商業施設SOIL Nihonbashiに、カフェベーカリー「Parklet(パークレット)」をオープン。コーヒーや天然酵母パン、新鮮な野菜を使ったシーザーサラダを提供します。
プレスリリースでは「公園を拡張したような」同店の雰囲気がよくわかる10枚以上の画像を掲載。経営者夫婦の来歴や写真も掲載し、そのストーリー性も含めて読み手が興味を抱くような内容となっています。
参考:公園を拡張したようなカフェベーカリー「Parklet(パークレット)」1月20日(木)日本橋にグランドオープン
「シーザーサラダの日」は、シーザーサラダに注目が集まるきっかけになる日です。
食品業界の方や、飲食店を運営する企業の方にとっては特に、「シーザーサラダの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「シーザーサラダの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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